ある日
福島県の土湯温泉で開催されている土湯こけしまつりをひやかしてから
西田記念館へ行く。
西田記念館についてはこちらをぞうぞ→ ※
ここの窓からの景色はほんとうに素晴らしい。
なだらかな丘には木々があり花があり畑があって家がある。
遠くには吾妻小富士が見えている。
春は格別、黄色い花もピンクの花も一斉に咲き乱れる。
何度行ってもほれぼれと見つめてしまう。
ここには古いこけし工人の写真がパネルになって飾られているのだけれど
名も無い古老の写真が実にいい。
昔は今よりも貧しくて寒くてやるせなかったかもしれないのに
何ともいい微笑みを浮かべてこちらを見ている。
そして行くたびに写真を写真に撮ってしまう。