AM6時18分
窓の外は雨が降っている
私の住む街では桜が満開だがここでは雪が残っている
気温は何度ぐらいだろうか
まだ暖炉に火が入っていないので寒いがケットを羽織れば耐えられた
ノートにスケッチをする
ペンとノートさえあればどんな天気でもあまり関係がない
雨の音は気分を落ち着かせてくれるし
この談話室の心地よさと言ったら
昨日から談話室で会う小さな姉妹が可愛らしい
最初は変なおばさんだと思っていただろうが
絵を描いていたら少しずつ打ち解けた
1枚目に忠実なスケッチを描いていた時はふーんという感じだったが
2枚目に色面だけの私としては誠実な絵を描き始めたら
それは何?と聞いてくる
答えていると
自分にも紙が欲しいと言ってくれた
彼女が暖炉の火のないこの部屋に入ってきた時
暖炉に火がないことを残念がった。
そして
なんだかつまらないの・・・と言った
紙をあげようか?と提案したのを2度断られていた
・・・・
なんだかつまらないの・・・
という彼女の言葉はとても新鮮だった
そうだよねぇ。
AM7時50分
暖炉に火が入る
火のありがたいこと
・・・・
小さな子供といると
それだけでよく知っている日常が新鮮になり
それだけで忙しい